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機密文書処理の確認事項

溶解証明書とマニフェストについて

産業廃棄物の廃棄には、最終処分までの間に運搬業者・中間処理業者・最終処分業者など複数の業者を経由します。 その為、責任の所在が曖昧となり、中には不法投棄などを行う業者が存在し社会問題となっているのが現状です。

不法投棄を無くす為に始まったマニフェスト制度は、各業者間の責任を透明化し文書で報告するシステムとなっております。 その中でも最も重要なのが、最終処分場からの報告となります。最後に処分する場所から処理完了の報告(証明書)が発行されない限り 預けた荷物の所在は、本当に処理されたのか・・・曖昧な状態となってしまいます。

機密書類の廃棄で例えると、中間処理業者に該当するのがシュレッダー業者や古紙問屋となり、最終処分業者に該当する施設が製紙メーカーとなります。その為、製紙メーカーから発行される溶解証明書には マニフェストと同じ効力があり確実に書類を廃棄(リサイクル)した証明書となります。

メーカー以外の業者が独自に発行している証明書には、大した効力が無い為、証明書を取る際には、必ず第三者の立場にある製紙メーカーから発行される証明書、又は視覚的に処理の確認が可能な証明書を要求する事をお勧めします。

  • 文字のみで記載された業者独自の証明書には、マニフェストと同等の効果なし
  • 古紙問屋(製紙メーカー以外)から発行されるリサイクル証明書も同等の効果なし
  • 製紙メーカーから発行される溶解証明書は、マニフェストと同等の効果あり
  • 画像の添付など、視覚的に確認できる証明書は、マニフェストと同等の効果あり

株式会社ワタコーの機密文書溶解処理

  • ダンボール箱回収コース

    機密書類の溶解 ダンボール箱回収

    株式会社ワタコーで最もご利用の多い、機密文書の溶解処理コースとなります。 シュレッダー作業による手間やコストの削減が可能です。もちろんお預かりした書類は未開封のまま 溶解処理されますのでご安心下さい。

    ダンボール箱回収コースの 詳細
  • 機密ボックス回収コース

    機密書類の溶解 機密ボックス回収

    内部漏洩対策へ有効な機密ボックス回収コース。ボックスの中身を交換する内袋交換タイプとなります。 ステンレス仕様のSサイズに加えホワイトカラーのMサイズも用意致しておりますのでお気軽にご相談下さい。

    機密ボックス回収コースの 詳細
  • 大口持込コース

    機密書類の溶解 機密ボックス回収

    運送会社さまなど、自社でトラックを保有し、大量に持ち込み可能なお客様を対象としたコースとなります。 処理数量が多いほど、お客様へ満足して頂ける処理料金を提示いたしますので、お気軽にご相談下さい。

    大口持込コースの 詳細

業者別に分ける機密文書処理

安全な機密文書の処理方法について

機密文書の廃棄業者には、様々な過程で処理を行う業者が存在します。 最も有名な処理方法として、大きく分けて下記の3種類の処理業者が存在します。

ここでは、機密文書の処理方法と、処理業者別のメリット・デメリットなどについてまとめてみたいと思います。

処理業者の種類

  • 溶解処理業者

    未開封で溶解処理

    溶解処理には箱を開封せずに処理を行う未開封溶解処理と、業者の開封後に中身の選分を行う 選分溶解処理の2つのパターンが存在します。未開封溶解は、機密性の高い書類廃棄にお勧めします。 選分溶解にはリスクが伴う為、機密性の低い書類廃棄に利用すると良いでしょう。 株式会社ワタコーでは未開封溶解処理を採用しております。

    溶解処理業者の 詳細
  • シュレッダー業者

    自社工場で破砕処理

    シュレッダー処理には出張による破砕処理と自社工場内で破砕する処理の2つのパターンが存在します。 機密情報を破砕する点での注意事項として、箱の開封が行われるか・破砕後の破砕片など大きさのチェック・破砕後の処理として 製紙メーカーで機密扱いとして処理されているか。以上の3点がチェックポイントとなります。

    シュレッダー業者の 詳細
  • 焼却業者(産廃業者など)

    焼却処理

    焼却処理について、環境問題の点などから基本的にリサイクルされる紙類の焼却は、受け入れない流れとなりつつあります。 機密情報を焼却処理する点の注意事項として、焼却不可な物(水銀製品・ボタン電池など)の混入を避ける為、必ず箱の開封を行いますので漏洩リスクが発生します。 機密性の低いリサイクルに向かない可燃物の処理には有効な処理方法となります。

    焼却業者の 詳細

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